分野別エキスパート(XPT)

標準化

平川 秀治

Hirakawa Shuji
一般財団法人日本規格協会 理事・最高標準化責任者

一言メッセージ

革新的な技術を使った製品を上市するには、知財を保護する特許戦略と、市場拡大を狙った標準化戦略が車の両輪です。特に海外市場を狙うためには国際標準化が必須、自社技術を国際標準にするには国内委員会を経由して国際技術委員会に提案、国際標準を勝ち取るまで3年程度の長期戦です。国際標準化活動は人脈が財産、1991年からの国内、国際標準化活動を通して作り上げた人材ネットワークを活用して皆さまのお手伝いが出来れば幸いです。

プロフィール

IEC(国際電気標準会議)では2004年から7年間AVとマルチメディアのシステムと機器の国際標準化を所掌する技術委員会100(TC 100)で国際幹事として活動、IECでは標準文書が一番多いTCである。その後6年間IEC標準化活動が円滑に運営される様に差配する標準管理評議会(SMB)日本代表委員に、その間、三つの技術委員会の新設を主導、日本が国際標準化の要のポジションである「幹事国」を獲得する推進役となった。その後2020年5月までIEC標準化ルールを決めるDMT(Directives Maintenance Team)委員として活動。2017年6月からウエアラブルエレクトロニクスを所掌するTC 124国際議長に就任、最前線で国際標準化活動を継続中。
東大大学院博士課程を修了後、1978年4月(株)東芝に入社、衛星デジタル音声放送システムの技術開発、法制化と国際標準化、ケーブルテレビジョンネットワークを使った高速インターネットサービスシステムの開発と国際標準化を主導した。
1997年から2015年までITU(国際電気通信連合)Working Party副議長として活動。IEC、ISO、ITUに跨った国際標準化に携わり、国内、国際に広い標準化人脈を維持している。2017年7月から(一財)日本規格協会理事。IEEE Life Fellow、IEEE放送技術ソサエティ理事会選挙選出メンバ。工学博士。

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